自然農法の野菜で心も体も変わる

プロフィール

田中真奈美

島根県出身。島根県立女子短期大学を卒業後、   滋賀県へ就職。若葉農園の野菜や加工品を購入するようになる。結婚を機に、2018年より徳島へ移住。2023年より若葉農園にパートとして勤務。

 

幼いころから、自然農法が身近にあった

私は、幼少期に小児喘息とアトピー性皮膚炎で、食べ物をかなり制限されていました。食べ物など改善していき、アトピーは改善され、全ての野菜を自然農法のものにすることはできませんでしたが、お米やお茶は毎日自然農法のものを食べていました。私は島根県出身ですが、両親は家庭菜園で、自然農法で野菜栽培をしており、草取りや収穫を楽しんでいました。高校生の時は友人たちと共に島根県安来市の山奥にある畑でさつまいもを作り、みんなで笑いながら草取りをし、畑で収穫パーティーをするなど、とても良い時間をすごしました。暑い日に草取りをしていると、山の風がふいて、心がすっきりし、休みの日に山に上がることがとても楽しみでした。

 

自然農法の野菜で、さらに体に変化が

21歳の時に就職で滋賀県に移住しました。就職先がとても食に対して意識の高い所だったため、寮生活をしている間、3食すべて自然農法の野菜で作られた料理を食べて生活していました。段々と体に変化が起こってきました。今まで食べていた市販のお菓子や総菜など、食べると気分が悪くなったり胃もたれしたりするようになりました。そして自然農法のものを食べると、症状が改善するということが何度もありました。今まで美味しいと思って食べてきたものが、美味しいと感じなくなったり、美味しいと感じても食べものが喉を通らなくなったりと、食事を変えていくことで体が自然に自然の状態のものを求めるようになってきました。

 

若葉農園の野菜

一人暮らしをするようになると、秀明自然農法の加工品やお野菜を購入し、自炊をするようになりました。そこで、よく若葉農園の加工品やお野菜を購入するようになりました。職場の料理にも、よく若葉農園のお野菜が使われていました。無肥料無農薬というと、虫がついていたり、虫食いがひどくてもそれが自然だからと思っていたのですが、若葉農園の野菜はたまに虫食いがあることはあっても、いつもきれいに届く野菜をみて、自然農法でもこんなにきれいに野菜が育つのだなと毎回驚いていました。職場の食のイベントで、若葉農園の野菜を購入する機会があり、野菜が入っているダンボールをあけたときに、ミルフィーユ状に重い野菜から順々に綺麗に入れられてることに驚き、感動したこともありました。

 

結婚を機に徳島へ移住

ご縁があり、若葉農園で勤めていた夫と結婚することになり、徳島県に移住することになりました。夫は京都出身で、若葉農園のことは何も知らなかったそうですが、大阪の大学で「徳島で農業をしよう!」というチラシを見て、若葉農園へ新卒で就職したそうです。彼は自然農法のことは元々は何も知らずに就職しましたが、今では若葉農園の野菜やお米が大好きになっているので、どこで縁があるか分からないなと感じています。

 

若葉農園の人参ジュース

結婚後、子どもを2人授かりました。出産の時、以前の職場の同僚から「若葉農園の人参ジュース を産後に飲むとお通じがいいからおススメだよ。」とアドバイスをもらい、産院に入院中から人参ジュースをずっと飲んでいました。また、私はインフルエンザにかかった時は、何も食べることができなかったのですが、人参ジュースだけは飲むことができ、症状が改善したという体験もありました。そのため、子どもが腹痛になったり、熱が出たりした時は特に人参ジュースを飲ませるようにしています。

すると4歳の息子は、人参ジュースを飲むとすぐに痛みが改善されるようで、少しでもお腹が痛くなると人参ジュースがほしいと自分から求めて飲むようになりました。今では寝る前に毎日飲むことが習慣になりました。

 

若葉農園で働きはじめて

子供を保育園に預けるようになり、若葉農園で働かせていただくことになりました。私は初め、倉庫で収穫してきた野菜を掃除してパックし、箱詰めする仕事をさせてもらいました。若葉に長年勤めている先輩から、丁寧に野菜の掃除の仕方を教わりました。私は消費者として若葉の野菜を食べてきましたが、なぜ野菜がいつもきれいなのか?理由がわかりました。一つ一つの野菜を手作業で丁寧に検品し、折れないようにコンテナにいれて、一つ一つパックしていきます。また、そこに携わっている人たちも、真剣に丁寧に仕事をされているからだと分かりました。

 

若葉農園が大切にしていること

社長は、自然農法のお野菜が、日本中のご家庭に届いてほしいと、会員制の8品目の野菜セットをメインとした会社を立ち上げられました。年間通して、自然農法の野菜8種類を育て続けることがどれだけ大変なことか、勤めはじめて、はじめてわかりました。スーパーには、年間通して、ずっと売られている野菜もありますが、若葉農園で働き始めて、四季の移り変わりを強く感じるようになりました。当たり前のことですが、季節によって

育つ野菜が違うこと。その季節に育つ野菜を食べることが、人間にとって健康を保つ秘訣であり、自然に即した食生活であることを学びました。夏には身体を冷やす野菜を、冬には温める野菜を食べること。

私は徳島にきて、変わらず毎日自然農法のお野菜を食べることができることが幸せです。子供たちにも、種からどのように野菜が育つのか?人として、自然に即した生活をすることは、とても幸せであることを伝えていきたいと思っています。